日 録

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2009年10月、ブザンソン出張報告

(1)パリ第13大学(ヴィルタヌーズ)
 10月25日から11月1日までの日程で、フランスに出張してきました。
 ブザンソンでの研究会が主目的ですが、9月に筑波にお越しいただいたメジュリ先生のおられるパリ第13大学を、まず10月26日の午前中にたずねました。
 パリの北の郊外、ヴィルタヌーズ Villetaneuse 市で、行くまえに地図などでみたときの予想では、失礼ながら、寒々としたところではないかとおもっていましたが、意外と雰囲気がよく、ちょっと筑波を思い出すような感じでした。





 偶然、おなじ日の日刊紙 Parisien の紙面にパリ第13大学の記事がでていました。学生の就職などで苦労しているとのことで、いずこも同じという感でした。




(2)ヴィルタヌーズ駅




 ヴィルタヌーズの駅です。RERではなく、北駅からの近郊線です。これを不便というひとも少なくないようですが、鉄っちゃんのわたしとしては、これはこれで歓迎です(笑)。


(3)リュクサンブール公園




 パリ留学時代に日常的な散歩コースだったリュクサンブール公園。
 リュクサンブール公園のまんなかの池では、寒くなって噴水をとめているかわりに、ヨットを貸し出していて、あそべるようになっていました。 ヨットとカモがきそいで泳いでいます。





 最後の写真は留学時代、非公式の勉強会会場にしていたなつかしいカフェ≪Royal Luxembourg≫。 なにやら過去をたしかめにきているような気分になります。




(4)リヨン駅からTGVにのる






 ブザンソンにゆくにはリヨン駅からTGVにのります。プロヴァンスやラングドックが好きでよく旅行したわたしは、リヨン駅もなつかしい場所です。
 今回乗ったときは万聖節の休暇にあたり、完全に満席でした。


(5)ブザンソン、メジュヴァン通り




 ブザンソンでは Granvelle という、とてもいい感じのホテルにとまりました。パリでとまったどのホテルよりよく、かつ安い (1泊51ユーロ) のは、やはり地方都市のいいところです。





 ブザンソンのまちなかは、中世からあるまちの特徴で、狭い範囲にすべてが凝縮されており、研究会の会場だった大学院へもホテルからあるいて5分くらいのところでした。

(6)フランシュ=コンテ大学






 今回の研究会の会場でもあった、フランシュ=コンテ大学院の校舎の入り口には、≪Ecole Doctorale : Langage, Espaces, Temps, Societe≫という、かっこいい名まえが掲出されています。


(7)ブザンソン中心街
 ブザンソンの中心街です。
 つぎの写真はエスプラナードで、万聖節のお祭りのためか、回転木馬などがでていました。



 つぎは目抜き通りの Grande Rue。



 3まいめ以降はいずれも市役所前の9月8日広場でとったものです。そのうち、はじめのものはサン=ピエール教会、最後がうつくしい市役所です。







(8)ヴィクトル・ユゴーの生家
 ブザンソン市内にはヴィクトル・ユゴーの生家がのこっており、1階の一部がショウ・ウインドウのようになっています。





 おなじ広場に面した、Rue Victor Hugo がわのたてものは、2階の右から2番目の窓がフォス・フネートル(描かれた窓)で、ユゴーの絵がみえます。



(9)プルードン通り


 ともだちに手紙を出そうとおもって、ブザンソンの中央郵便局にゆくと、そこの通りの名まえがプルードン通り Rue Proudhon だったので、いたく感激しました。
 しかし、プルードンにかんしては、ヴィクトル・ユゴーのようにわかりやすい痕跡はありませんでした。
 演奏会などのできる市民会館にもプルードンの名まえが冠せられていました。

(10)ブザンソンを去る
 ブザンソンで最後の日、まちなかを少しあるきまわりました。
 万聖節は死者の祭でもあり、花屋では死者にささげる菊が多くうられていました。



 ドゥー川 Le Doubs をわたるとき、いろづいた木の葉がとてもきれいでした。



 川をわたって急な坂道をのぼると駅にたどりつきます、ここからパリにむかいました。



(11)ほろほろ鳥






 ブザンソンでの研究会最後のうちあげは、エスプラナードに面したレストラン≪1802≫で、ほろほろ鳥ときのこのグラタンをたべながら、ラングドックのワインをのみました。


(12)≪Au Port Salut≫






 パリで最後の夜に、かつてわたしの学生だったかたがたお2人といっしょにサン=ジャック通りのふるいレストラン≪Au Port Salut≫にゆき、メドックの赤ワインを飲みながら、羊肉のステーキをたべてきました。
 ≪Au Port Salut≫はわたしが留学時代に親しんだ店でもありますが、あいかわらず、たいへんおいしい料理でした。
 記憶のなかの味は美化されがちですが、それにもかかわらず、いまもおいしいと思えるので、とてもいい店なのだと思います。