日 録

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 ただただ、多忙にしているうちに季節はすすみ、梅雨にはいりました。
 先先週までは学会シーズンで週末も留守にしていることが多かったのですが、一昨日、昨日の週末はひさしぶりに自宅にいられましたので、庭で写真をとったりしました。
 ただ、ことしは5月ころから雨がすくなく、庭の花花も咲くのが遅めでした。
 玄関のわきにあり、そこからいくらか自然にひろがったムラサキカタバミ。

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 乾燥をむしろ好むラヴェンダーだけは、雨がすくなくても、例年のようにあざやかに色づいています。

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 2種類植えているのですが、細長い穂の種類が、野生に近いのか、繁殖力が強く、種が自然に飛んで、掃き出し窓のすぐ下の、自転車をおいているところにも咲いています。
 外から風がふいてくるときは、ここから屋内にまでラヴェンダーの香りがとどきます。

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 そういえば、『時をかける少女』は、ラヴェンダーの香りをかぐとタイムスリップするのでしたね(わたしの世代に固有の記憶)。
 栗の木は、去年あまりにも大きくなりすぎたので、幹と大きな枝だけ残して大胆に剪定したのですが、ふたたびさかんに茂っています。

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 拙宅の庭の花や草木はみな素朴ですが、わたしと同世代のある閉じたコミュニティーで最近、「あじさい日記」と称して、あじさいの写真を紹介しあっていた(いいとしをして、みんな星菫派じゃのう(笑))ので、こちらにもその余滴を紹介します。
 しかし、あじさいこそ、雨が必要なので、ことしは関東では花が咲くのがおそいと思います。

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 ところで、細菌が原因となり、あじさいが緑色になる病気が流行しているそうですね。
 http://blog.fujitv.co.jp/goody/E20160629002.html
 わたしが見かけたのも、花びらが一部緑色だった(広く撮っているほうの写真)の、少し気がかりです。単にまだ咲きはじめだからだと思いたいところです。

 がくあじさいは、あじさいの異端のように言われることがありますが、わたしはほかのあじさい以上に好きです。なので、以下はがくあじあしの写真。
 こんな種類もあるのか、と思うような、めずらしい形のものもありますね。

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 きょうはいつもどおり授業を3コマつとめたあと、ロマンス語学会以来3週間ぶりに、博士後期の院生の、コードネーム「えるたそ~」さんと会って、研究相談に応じました。
 そのあと、なぜか昭和時代的な酒肆が大好きな「えるたそ~」さんと、北千住の伝説的な(ピークの時間帯には店外にも行列ができる!) « 大はし » にゆき、ビールをのんできました。
 あさりの酒蒸しが絶品でした。
 こうして酒をのんだこと自体ひさしぶりで、たいへん満足しました。

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 わたしも著者としてくわわった『フランス語学の最前線』第5巻(ひつじ書房)が刊行されました。
 このシリーズは、第5巻でいちおう完結ということになりました。わたしは第2巻、第3巻、第5巻に登場しました。えっ、わたしばかり出すぎ?

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 青木三郎編『フランス語学の最前線』第5巻(ひつじ書房) もくじ
 ・フランス語のsujetおよび対応する日本語の研究  渡邊淳也、ダニエル・ルボー
 ・「捉え方」の意味論—ダイクシスに関する日仏対照研究  守田貴弘
 ・何を「言う」のか—〈Nヲイウ〉と〈dire N〉の日仏語比較研究  須藤佳子
 ・名詞の複数表現をめぐる日仏語対照研究  バティスト・プヨ
 ・言語の形式的特性と感情表出とのインターフェースに関する研究—フランス語と日本語の指示詞の用法を中心に  稲葉梨恵
 ・フランス語と日本語における必然性の意味を伴う名詞修飾表現—-able型形容詞、à+不定詞、動詞+「べき」をめぐって 奥田智樹
 ・話し言葉における理由節の非節化の現象について—parce que, puisque、から、ので  秋廣尚恵
 ・「それどころか」とloin de làの比較研究  田代雅幸
 ・確信度の表現に関する日仏語対照研究  石野好一
 ・femme médecinの語順の不思議—複合語〈Femme+N〉の構造に関する日仏語対照  藤村逸子
 ・ヨクとbienと評価モダリティについて  フランス・ドルヌ、青木三郎