日 録

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 今年度だけ、役職につく先生の代講で、東京外国語大学で非常勤講師をつとめることになった。
 西武多摩川線(anciennement : 是政線)にのって多磨へ。ちょっとした遠足気分。

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 学会や研究会ではなんども来たことがあったが、関係者としてくるのははじめてだ。
 しかし、この大学ではきのうから平常授業がはじまっている。国立大学では例外的なほど早いのではなかろうか。
 これにはからくりがあって、春夏秋冬の4期制にして、夏、冬の学期は集中講義や海外研修に利用するとともに、春学期を七夕ころに、秋学期を1月なかばに終わらせるようにしている。そのかわりに、新年度の始業を早めているのだ。
 しかしそれでも、春学期、秋学期の平常授業が13週しかできないので、のこりの2週分を「アクティヴ・ラーニング」と称し、課題を出してみずから学ばせるようにしている。
 半期15週というルールは、文科省からの通達で、「試験週間を含めてはならないことは言うまでもない」などと念押しをされ、これをなんとしてでも守るため各大学が日程的に苦慮しているわけだが、これをかろやかに踏みこえている!(註: これは賞讃です)



 大学の構内ではさくらが8分咲きくらいで、みんなそれをとりかこむように写真をとっていた。



 わたしが担当するのはフランス語学の専攻選択科目で、学部の3、4年生が対象。
 昨年度、いまの3年生世代の必修科目を教えていた先生(わたしを外大に呼んでくださったかたとは別のかた)がわたしの知り合いで、「とてもいい雰囲気」とうかがっていたので、はじめからけっこう気らくに授業ができた。
 また、後刻のお申し越しで、熱心な大学院生のかたがたも履修してくださることになった。
 まだ履修は確定していないが、16人ほどになりそう。 まずまずのすべり出しではないか。

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 拙宅の庭で、まいとし白水仙よりおくれて咲く、八重咲きの黄水仙。
 頭がおおきく、花がたれ下がって土についてしまうのが残念なので、ことしも麻ひもで囲いを作ってやった。

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 大学1年でフランス語を学びはじめたとき、白水仙 narcisse と黄水仙 jonquille が基本単語で違っていることにおどろいたものだ。
 わたしが大学に入学したのは1987年だったので、それからはもう30年経ったことになる。少年老いやすく、学成りがたし。