日 録

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 きのうからきょうにかけて、長野に行っていました。

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 かねてより応援している銅版画家の小柳優衣さんの個展が、« ながの東急 » の別館でひらかれているので、それをみることが主目的でした。今回は約100作品という、見ごたえのある展覧会でした。

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 今回の個展を代表する新作「羊水」では、魚と花々が細密にえがかれ、新しい命をやわらかに見まもる思いをよく表現しておられるように思いました。こころに沁みるやさしさをたたえた作品です。
 先月も滋賀県まで展覧会を見にいきましたが、今回もうかがったので、小柳さんからは「大ファン」と認定していただけました(笑)。たとえていえば、最前列でオタ芸をおどっているレヴェルかもしれません。
 しかし、8月は論文書きで苦しんでいたときの気分転換、そして今回はその論文を脱稿したあと、安手のクリシェでいうところの、「がんばった自分へのご褒美」というような意味あいもありました。
 小柳さんには、かつて2度にわたってわたしの著書の表紙を(銅版画をあしらって)作っていただいたことがあり、わたしにとっては、研究の基底になる精神性や、ゆたかな着想をよびおこす手がかりのひとつになっていると思っております。

 昨夜は会場にいないといけない時間がおわってから、小柳さんといっしょに近隣の « Gatto » にゆき、はじめだけビール、のちにワインをのみながら夕食をたのしみました。赤かぶをつかった前菜や、かものローストがおいしかったです。

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 おもに « Musée du vin » の赤ワインをのみましたが、1杯だけ、« たかやしろワイナリー » の白ワインをのみました。なんと、« たかやしろワイナリー » は小柳さんのお友だちのご実家だそうです。芳烈な香りで、おいしいワインでした。

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 あいにくきのうは颱風16号の影響で、長野では朝から夕方まで、避難準備情報が出るほどの大雨でしたが、21時ころに « Gatto » を出るときには、雨はあがっていました(夜おそい時間ほど多く降るという予報だったので、徒歩10分くらいのホテルまでどうやって行くか、ひそかに心配していましたが)。

 きょうは天気がよく、しかし暑くはなかったので、だらだらと散歩をしてすごしてきました。

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 権堂のアーケード街はよい雰囲気で、近年とかく衰退しがちといわれる商店街とは一線を劃する例のように思いました。

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 地元のかたがたの推奨を小柳さんから伝えきいた « 藤の家 » で、昼食にざるそばをたべました。虚飾を排した簡素な店ですが、そばは絶品でした。さわやかで、すいすいとたべられます。

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 « ながの東急 » の地下で、戸隠の新そばを売っていたので、家族へのおみやげに買ってかえりました。