日 録

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 こんどのフランス出張は、6月13日に日本を出て、当日パリ着、14日にカーンに移動し、15日から学会、という予定だったのですが、7日になって、11日から14日までエールフランスがストライキをする可能性があることがわかりました。スト決行がきまったのはフランスの現地時間で予告前日の10日でした。
 http://www.airfrance.co.jp/JP/ja/common/home/home/HomePageAction.do
 労使交渉で、スト決行がきまるまでは、エールフランスは日程変更のみ受け付けているのですが、スト期間からして10日まで早めないと意味がなく、10日の便はすべて満席になってしまっていました。
 スト決行がきまったあとなら、他社へのふりかえも受けつけるようになるとのことですが、そうなってからでは、ふりかえ対象の便も選べず、結局行っても意味のない時期になるかもしれないことから、キャンセル料を払ってでも他社のきっぷを自分で買うようにするか、選択をせまられました。
 9日の段階でエールフランスでの往復をあきらめ、3万数千円のキャンセル手数料を払って、経由便での往復きっぷを買うことをきめました(エールフランス以外の会社の直通便はすでに一杯でした)。10日に発券してもらいましたが、ニホン時間の10日の日中にはまだスト決行がきまっていませんでした。ニホン時間で10日の夜おそくに、とりあえず12日まではストをするがきまりました。
 新しい航空券はポーランド航空のもので、ワルシャワで2時間くらいの乗り換えがありますが、航空経路が北回りで最短に近いらしく、トータルでも3時間くらいちか違わないという利点がありました。また、経由便なので直前まで安いという恩恵にも浴し、差額はわずかで、損金はほぼもとのエールフランスのキャンセル料のみで済みました。
 いま、これを書いている11日の段階では、13日にどうなるか、まだわかっておりませんので、結果的にはエールフランスの飛行機も飛んだ、という可能性も絶無ではないのですが(おそらくとばないだろうとは思いますが)、直前まで行けるかどうかわからないよりは、はるかにましな解決を手にしたと思っております。

 さて、これで13日にパリに着く算段はついたのですが、翌14日には労働制度改変に反対するゼネスト(!)がよびかけられていますので、15日にならないとパリを出られないかもしれません。
 いまどき、ゼネストをする国なんてギリシアくらいしかないのではないかと思っておりましたが、フランスも結構やってくれますね。
 http://www.cestlagreve.fr/greve/generale-nationale-14-juin-2016/
 学会では初日の15日が出番なのですが、会期全体では3日間あるので、なんとか出番を遅くしてもらえないか、主催者にメールを書いて相談したところ、幸い、万一15日の出番までに着けなければ、プログラムを可能なかぎり変更する、とお返事をいただきました。

 社会運動や労働者の権利については理解しなければなりませんが、飛行機や鉄道の利用者としてはどうしても、全然しなくてよい苦労を理不尽に被っているという感覚になってしまいます。

 こんなときにアドレナリンが出て、ばりばりと問題処理にあたることのできる活動的なタイプのひとがうらやましいです。わたしはさっぱりだめで、出るのは疲れとため息ばかりです(苦笑)。
 なんとか自然体の精神状態で行ってこられるよう、こころを休めておきたいと思います。きのうまでは、航空券にまつわる一連の騒動で奔走せざるをえなかったので、まだ荷づくりもしていません。
 しかし、これほど「ハードモード」の出張ははじめてかもしれません。

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 拙宅の玄関の近くのわずかなスペースにどこかから種が飛んできて、ムラサキカタバミが勝手に生えています。これが年々ひろがってきているのですが、わたしとしては歓迎です。ラヴェンダーもそうですが、勝手に種が飛んで、植物がそれぞれ好きなように育っているのを見るのが好きです。

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 最後に、きのう非常勤出講先の白百合女子大学で撮ってきたアジサイとガクアジサイの写真を貼っておきます。

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