日 録

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 ときおりみぞれがふる、さむい日になった。正午の東京の気温は5.2度。
 東日本大震災からちょうど5年。大震災の日もきょうのように余寒がきびしく、夜中まで8時間くらいつづいた停電の暗闇でふるえていたことをおもいだす。
 あれからなにが変わったかというと、やはり、福島原発の大事故のあとかたづけにまだ何十年かかるか、わからないのに、政府や電力会社が原発の再稼働に前のめりになっていることだろう。
 おりしも一昨日、あたかも大震災5年にあわせたかのように、大津地裁が高浜原発3号機、4号機の運転をさしとめる仮処分をくだした。裁判所が、稼働中の原発をとめる判断をするのははじめてだそうだ。これを正面からうけとめ、再稼働を見なおすようでなければ、また事故は起きるだろう。

 午後、出版の打ち合わせのために、これまでうかがったことのない出版社におもむき、1時間くらい相談してきた。
 うかがったところでは、社内での会議を通さなければならないなど、未確定の企画なので、まだ話すことはできないが(わたしとしてはめずらしく慎重な書きかたをしているのは、ひとえにきょうお目にかかった方のご助言による)、もし実現すればわたしとしては画期的なことになりそうだ。

 相談のあとは、« 松屋銀座 » にゆき、開催中の銀座アートフェスタを見てくる。
 ここに、かねてよりわたしも応援している銅版画家の小柳優衣さんも出展しておられる。

Yui_Koyanagi

 ちなみに、上の画像でお名まえのあとについている24という数字は、グループ展の統一フォーマットで、はじめて個展をなさった年齢を示している(いまの年齢だとしても、ぜんぜんおかしくはないが)。

P3110197

 会場は大盛況だったが、小柳さんご本人がお迎えくださり、すこしお話しさせていただいた。
 やはり、娘さんがお生まれになってからの油絵は、娘さんへの慈愛、そして娘さんに感じてほしい世界が表象されているように思い、わたしも拝見してしあわせな気分になった。