日 録

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 ニホン時間できのうの朝、パリで同時多発テロ事件が起き、百数十人の死者が出ているという報道に接した。

 Charlie Hebdo 事件の前例からして、週明けに大学内でフランスに滞在中の学生・院生の無事の確認要請が出ることは確実なので、土曜のうちにみなさんにメールを送り、さいわい即日全員から返信をいただいた。
 筑波のフランス語学からはパリ第13大学(Villetaneuse)に1人、ブザンソンのフランシュ=コンテ大学に2人、学生・院生を送りだしている。
 さすがにブザンソンにいれば全然大丈夫だろうとは思うが、フランス時間では金曜の夜だったし、もしやパリに週末をすごすために出かけでもしていたら、と思ったものだ。
 わたしが留学していたころ(1997年から99年)の、平穏なパリ、平穏な世界はもうないのかと思うと、さみしい限りだ。

 もちろん、「テロリストがわるい」というのは絶対的にそのとおりだが、シリアの爆撃という理由を別にしても、フランスはいま、西ヨーロッパではいちばんムスリムの反感を買う国かもしれない。
 Chrlie Hebdo 事件のときにも露呈したように、フランスにおいては、「表現の自由」とか、「単一にして不可分の共和国」とか、「公教育の非宗教性」という美しいスローガンが、いずれもイスラム嫌悪(islamophobie)のかくれみのになるきらいがあるとわたしは思っている。

 いっぽう、いまのニホン政府がおしすすめようとしている米軍への協力も、東京でのテロの遠因を作りかねないと思う。
 G20サミットのトルコをおとずれている安倍首相は、パリのテロ事件に対して「おくやみと連帯」を表明していたが、おなじ日にテロ事件があったレバノンにはひとことも言及しないのか。露骨なダブルスタンダードだ。

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 おくちなおしに、写真をお目にかけます。
 近所の川に、カルガモは年ぢゅうおよいでいます。

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 一級河川とは言い条、たいした川ではないのですが、越冬期はカモの種類がふえます。
 きょうはマガモをみました。

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 それから、うちのマガモちゃん(娘が好きなぬいぐるみ)もひさしぶりに洗濯しました。
 ヴェランダのエアコンの室外機の上で干していると、なにやらくつろいでいるみたい。

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