日 録

まえの記事 つぎの記事
 明けがた、家族全員が目ざめるほどの大きな雷鳴をともなって、大雨がふった。
 昼間は一転して乾燥した快適な晴天になる。東京の最小湿度は23%。
 二十四節気の「小満」。1階の軒先まで達するほど大きくなった庭の栗の木が、「小満」の名のとおり葉をしげらせ、花をさかせ、ほどよい日かげをつくっている。
 1995年、結婚直後に住んだ家が、広大な栗畑に面していたので、栗の花のかおりがただよってくると、むかしを思いだし、甘い気分になる。

P5215670  P5215669

 昨日、妻の祖母が亡くなったとの報に接する。
 孫の人数をたずねられたら、わたしも数に入れてこたえるなど、曾孫ともどもかわいがっていただいた。
 春休みにこどもたちを連れてたずねて行ったのが、最後にお目にかかった機会だった。
 こどもたちも、ひいおばあちゃんを慕っていたので、かなしんでいる。
 だんだん眠る時間が長くなり、やすらかな自然死だったようで、へんに苦しんだわけではないのがせめてもの救いだ。