日 録

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 ことしの4月は菜種梅雨がずっと続いているようなかんじで、雨が多い。
 この週末も、土曜は午後ににわか雨が降った。きょうはひさしぶりにずっと天気がよかった。

 週末もいろいろと用事があり、いそがしかった。

 きのうの土曜は、息子の中学校の授業参観で出かけていた(ので、ざんねんながら、来日しておられるドゥニ・パイヤール先生の講演会には行けなかった)。
 自分がこどものころの記憶から、授業参観なんて、小学校のうちしかないと思いこんでいたが、いまはちがう。
 学校によっては、高校でも授業参観があるという。そこまで行くと、ともすると親離れを遅らせる逆効果があるのではないかと心配だ。
 息子は今月から中学生になったばかりだが、さいわい、たのしくかよっている。
 しかし、4月中に授業参観とは、かなり早い部類だろう。連休明けにはさっそく、中間試験が予定されているので、それを考えあわせても、けっこう « ロケットスタート » だと思う。
 息子は中学校でもたのしく、積極的に学んでいるようで、安心した。
 職業がら、先生がたの授業方法に目が行ってしまうが、こちらもたいへん効果的で、わたしも参考にしたいほどだった。

 きょうの日曜は、13時にホルヘさんとまちあわせて、赤羽のイタリア料理店 « MATSUYA » でおそい昼食をとり、食後のお茶をのみながら、16時ころまでゆっくり話してきた。
 じつは、(ネットで見られる場所には初めて書くので、読んで衝撃をうけるひともいるかもしれないが)ホルヘさんは先週、となりの家が出した火事が燃えうつり、自宅が全焼してしまったそうだ。
 第1報は共通の知り合いの院生を介して受けたが、今週に入ってから、携帯電話で連絡がつくようになった。携帯電話の代替機を借りて、あちこちと連絡をとっているとのこと。
 現在、被災者用の仮住まいに移っておられる。ちかいうちに近所に新しい住まいを見つける算段もしているとのことだ。
 火事が起きたのは夜、寝ているときで、火事に気づいた飼い犬が起こしてくれたので命拾いしたらしい。ご家族は犬もふくめてみな無事で、不幸中の幸いというべきだろう。
 家財道具、書物、紙媒体の資料、パソコン、衣服などはすべて失った(大半は焼け、残ったものも消火の際の水がかかって台無しになった)とのことで、いろいろな支障が出そうだ。
 火災保険には入っていて、補償は受けられるとのことだが、それにしても、ご自身の書かれた原稿もふくめ、失われた膨大な情報はとりもどすことができない(なので、きょうは、« One Drive » や « Google Drive » などのクラウド・ストレージをすすめておいた)。
 週の途中は被災証明や保険など、いろいろな手続きで忙しいらしいので、週末になってから会って話してきたわけだ。
 たいへんな災難のあとにもかかわらず、ホルヘさんの話すときの調子はいつもとまったく変わらず、元気そうにしておられたので、すこし安心した。
 また、ご自身がいちばんたいへんなのに、共通の知り合いの心配もするほどで、いつもながらの気づかいぶりだった。「逆境には強いので、心配しないでほしい」とおっしゃっていた。