日 録

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 25日から26日にかけてひらかれた日本フランス語フランス文学会秋季大会のため、広島大学に出張してきた。研究発表もしてきた。
 http://www.sjllf.org/taikai/?action=common_download_main&upload_id=492
 広島大学はかつては広島市内にあったが、いまは大半の部局が郊外移転し、東広島市(町村合併前の名まえでいう「西条市」)にある。
 http://www.hiroshima-u.ac.jp/law/koutu/
 広島市内から広島大学までは、広島駅から西条駅まで在来線で30分少々、西条駅から広島大学まで地元のバスで20分くらい、または広島の中心街からJRの高速バス「グリーンフェニックス」で広島大学まで1時間(!)ということで、東京とつくばのあいだに匹敵するほどの距離感だ。
 広島には何度かおとずれたことがあるので、もう広島市内には行かないことにして、はじめから西条に宿をとった。

 三原で新幹線から在来線にのりかえるのが時間的に不便だったので、手前の福山でのりかえて西条にむかう。
 途中、尾道をとおる。尾道は、おさないころ、祖母につれられて今治に往還するとき、瀬戸内海をわたる連絡船にのった思い出のある場所だ。尾道大橋で向島とつながっており、1まいめの写真の右半分の奥、本州側の海岸が弯曲して、海峡をとりまいている。

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 手前に奥に島影がおりかさなり、水平線がみえない。瀬戸内海の典型的な景観だ。

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 広島大学のもより駅、西条は改築中だが、実際にはほとんど完成していた。

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 西条のまちなかはひろびろとしていて、街路樹がすでに色づいていた。東京より紅葉が早い。

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 とまったホテルの部屋。広くて快適だった。

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 西条駅から広島大学まで、バスで20分くらいだが、かなり山をのぼったところにあり、時間のわりに距離は長いように感じる。
 郊外移転してきた大学なので、たいへんひろく、筑波大学を彷彿させるものがある。ただし、開発年代が新しいので、40年ものの筑波大学のようにぼろぼろではない(笑)。

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 心理学の学会も同日開催されており、学内では両方の学会参加者が行きあうようだった。

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 美しいキャンパスなので、しごとをわすれていつまでも散歩していたくなる。

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 わたしの発表する語学分科会は、25日の17時30分からというおそい時間で、会場は閑散としていた。
 語学分科会の発表者はわたしひとりだけ。秋季大会でも、以前は2~3人は発表者がいたので、このようなことはたいへんめずらしい。いよいよこの業界も閑古鳥がなくようになった。
 時間設定、発表者数という悪条件がかさなり、分科会には十数人しか来場者がいなかったが、そのなかには文学がご専門の知り合いも数人来てくださっていた。
 もっとも、来場者が10人であろうが100人であろうが、「全国学会で発表した」という事実は変わらない。

 西条は銘醸地として知られ、地元の店でも日本酒がきそいあうように売られていた。
 写真の掲示にみえる「西条酒造王国」という揮毫は池田勇人元首相によるものらしい(池田勇人自身も、竹原のつくり酒屋に生まれたそうだ)。

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 しかし、今回は健康的観点から、酒をのんだり、買ったりすることを禁欲した。
 かわりに、発表をおえた夜、西条岡町にある≪おこのみたまたま≫で、広島風のお好み焼きをたべた。
 さすが、お好み焼きの本場とあって、とてもおいしかった。山もりのキャベツを蒸し焼きにしたのがはいっているので、健康的でもあると思っておく(笑)。

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 パソコンをたずさえていたので、かえりの新幹線ではしごとをするつもりだったが、変に疲れがたまってしまったので、ほとんど寝ていた。

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 もみじまんじゅうをこどもたちへのおみやげにした。

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