日 録

まえの記事 つぎの記事
 晴れて、やや暑い。
 きょうはフランス語学会の例会と、同時開催の研究会のため、早稲田大学(戸山キャンパス)へ。
 今春から、フランス語学会の例会会場が早稲田にうつった。
 それで、先月も早稲田に行ったのだが、そのときは≪日録≫に書く余裕がなかった。
 今月も余裕があるとはいいがたいが、書くことをこころみる。

 ところで、ここ3日ほど、予想外のことがよく起きるような気がする。
 客観的にみれば、とりたてて劣悪な状況に置かれているわけではないかもしれないが、なんとなくこころの落ちつきがわるい。
 新年度も一巡し、そろそろ疲れが出てくるころなのかもしれない。

 きょうの例会ではわたしが発表者ふたりのうちのひとりで、研究会では(こちらは、きょうにかぎらず)わたしが世話人ふたりのうちのひとりだ。
 さきにはじまる研究会の発表者と、会場となる会議室のプロジェクターの動作確認をするため、30分前にまちあわせていた。
 しかし、まず今朝、わたしとともに研究会の世話人をしている塩田さんから電話で、体調がわるく、欠席せざるをえないと告げられた。

 それではわたしと研究会発表者の古賀さんとふたりだけで早めに会場に入ればよいと思って、いつもより早めに家をでて、新宿から高田馬場へ、そして、れいによって高田馬場から早稲田まで歩いて、会場のある39号棟にいたりつく。

P5103616

 ここでは、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、例会がひらかれていたことがあったので、おなじところにもどってきたことになる。なつかしい感情がわく。
 会場の会議室まで行ったが、とびらに鍵がかかっていた。
 会場校担当(兼例会運営担当)の酒井さんに電話してみると、いったん留守番電話につながり、数分後にコールバックしてくださった。思いがけず遅れてしまい、新宿で山手線にのりかえるところだという。
 結局開始10分まえくらいに酒井さんが到着なさり、結局は首尾よくプロジェクターも準備でき、古賀さんの興味深い発表をきき、議論も活発にできた。

 例会のほうでは、わたしもよく知っている福岡大学の山本さんの軽妙かつ明快なお話をうかがい、そのあと2番手でわたしも発表した。
 わたしはといえば、いつまでたっても発表はうまくならない。何度も舌がもつれたが、なんとかつとめた。
 「単純未来形と迂言的未来形」という、自分としてはいささか古めの題材だったが、フランス語学会でこのテーマで発表するのはもちろんはじめてで、有益なコメントや質問もいただいた。しかしそれらに、うまくこたえられてはいない。これもまた、いつまでたっても、うまくならない。

 おわったあと、筑波の大学院生がいちど話しかけてくれたにもかかわらず、そのときには言い忘れたことがあり、追いかけるためにいそいで会場をあとにした。
 棟を出たところで追いつき、ここ2~3日懸案になっていたことを確認したところ、おそらく明日あたりには解決しそうだと知り、ほっとする。

 かえりみち、穴八幡の交叉点で大学院生とわかれて、また高田馬場まであるく。
 かえりはいそぐ必要がないので、たちならぶ古本屋でものぞけばよいはずなのだが、どうもそういう気にならない。早稲田通りを歩くと、なぜか条件反射的に早歩きになってしまう。そのまま高田馬場にいたり、電車にのってかえってきた。