日 録

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 きょうから4月。晴れて、昼間はあたたかい。
 拙宅の庭にも、例年白水仙よりおくれて咲く黄水仙が、ようやく咲きはじめ、春たけなわになった。
 黄水仙は花が大きく、頭でっかちなので、風や雨でたおれやすいのだが、今年は、種がよくとぶようにと、青じその枯れ枝を残しておいたら、それがうまいぐあいに黄水仙の花をささえてくれている。これはいい、と思ってそのままにしている。

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 大学にはいって、フランス語を本格的にまなびはじめたころ、フランス語では白水仙(narcisse)と黄水仙(jonquille)でそれぞれ1語のことなる単語をつかうことを知り、感激したのも、いまではふるい思い出だ。

 ひつじ書房『フランス語学の最前線』第2巻によせた拙論の校正に手を焼いている。
 社内での校正(「内校」)で、ゲラに正しく出ていた原稿の「稿」という字を、わざわざ「のぎへんに喬」という、珍妙な誤字に校正しているなど、新たな問題点を作り出しているのだ。わたしがさらにそれを直し、正しい字にもどさなければならない始末だ。
 こんな余計なことをするくらいなら、編集者なんていない方がましだと思う。

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