日 録

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 節分(3日)までは4月なみのあたたかさだったが、立春(4日)から真冬の寒さにもどり、雪もふった。
 わたしは寒いのは好きで、12月の寒さも1月の寒さも平気なのだが、2月、いちどあたたかくなってから再び真冬の寒さがもどってくると、さすがにこたえる。いまだけは、「寒い、寒い」といっているひとの気もちがわかる。

 きょうは筑波に出勤し、今年度最後の試験を実施してきた。2期制のメリットを痛感する。
 (このブログではなんべんも話したが)筑波大学では開学以来40年間、昨年度までは3期制をとっていたので、授業が2月いっぱいつづき、2月末に前期入試と学年末試験の両面作戦を強いられていたことを思うと、この時期に授業負担から解放されるのはたいへんこころやすらかだ。
 もちろん、入試関連など、年度末にむけてのしごとはこれからが本番だが、授業をしながらそれらをこなすのとくらべると天地の差だ。
 他の大学ではむかしからあたりまえのことが、これほどありがたく感じるものか。

 帰宅後はまた Lubuntu をいじっている。いかにこれが≪悲しき玩具≫であろうとも、まぎれこむところがあるのはよい。
 Linux はウイルスには感染しないといわれている。そもそもシェアーが小さくてねらわれないこともあり、Wikipedia ページ( http://ja.wikipedia.org/wiki/Linux%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2 )によると、Windows 向けウイルスが約114,000あるのに対して、Linux向けウイルスは863しかない。
 しかも Linux では root 権限(管理者権限)でしか重要な操作ができないようになっており、この権限をウイルスなどのマルウェアーが取得できないことと、Linux にある脆弱性は、オープンソースゆえに多数のひとびとがよく見ていて、すぐ指摘され、迅速に是正されてゆくことも強みだそうだ。

 しかし、Linux 機自体で感染・発症しなかったとしても、ネットを介して Windows 向けウイルスを媒介してしまうことも絶無ではないかもしれない。
 というわけで、きょうはアンティウイルスソフト、Avast! Linux Home Edition をインストールしてみることにする。
 Avast! のページにゆき、debファイルをダウンロード、それをひらいてインストールし、再起動するとスタートメニューの「アクセサリ」のなかに Avast! があらわれるので、それをひらいて、まずはウイルス定義などのデータベースをアップデートする。
 すると、Linux に Avast! を入れる場合の現象として多くのウェブページに書かれていることが起きた。アップデート後、Avast! が起動しなくなってしまったのだ。

avast1

 たとえば、つぎのところ書かれているように、
 http://ubuntuyome.blogspot.jp/2011/02/avast-antivirusinvalid-argument.html
 端末(ターミナル)をひらいて、コマンドをうちこみ、共有メモリーのやりくりをしないといけない。
 じつは、1月下旬から Lubuntu をいじっているが、コマンドを使うのははじめてだ。
 それで、スタートメニューからひらくことのできる端末としてならびたっている UXTerm と XTerm のどちらを使ってよいのかというところからおろおろする。すこしネットで調べたところ、U が冠せられているのは Unicode のことだそうで、文字化けなどせず、通じさえすればどちらでもよいようだ。

avast2

 geditさえ「コマンドが見つかりません」状態だったので、geditをインストールするところからはじめた。

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 あらためて管理者権限で gedit を起動させ、"sysctl -w kernel.shmmax=128000000" としてみる。

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 すると無事、Avast! が起動できるようになった。

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 全体をスキャンすることもでき、ウイルスゼロという結果がでた。

avast6

 端末を使うと、「たしかにコンピューターを使っている」という実感がある。しかしながら、今回は必要にせまられてコマンドも使ったものの、本音では、なるべくなら GUI (Graphical user interface) に頼りたいと思ってしまう。このあたりが、Windows 95 以来20年近く、マイクロソフト社の愚民化政策にまんまとのせられつづけていた結果かもしれない。
 じつは当初は、DVDRomつきで、いたれりつくせりと思われる『日経Linux』別冊の入門書をアマゾンに註文していたのだが、待てど暮らせど発送されないので、3週間待ったあげくキャンセルしてしまった(あまり商売につながらない本は、送りたくないのかなあ)。それ以来、ほぼ100%、"ggrks" の昿野をさまよう方式で進めてきた。
 "ggrks" とはきたないことばではあるが、これを自分にむけて発することで甘えを克服し、いわば、きたえられなければ、おぼえられないと思うので、なるべく問題を自己解決していきたい。もちろん、見よう見まねではほんとうの意味での≪自己解決≫とはいいがたいが、Windows のみにたよっていたころにくらべれば、すこしづつわけがわかってきているような気もする。
 しかし、いよいよどうしようもなくなった場合は、ともだちでこの方面にくわしいひと(いま具体的に2人ほどが脳裡にうかぶ)に質問させていただくかもしれません。そのときはヒントだけでも言ってやってください。え? ヒントは "ggrsk" だって?