日 録

まえの記事 つぎの記事
 修士論文・卒業論文・学会誌の論文の査読、そして来春発刊予定の著書の校正をはじめとして、かかえこんでいる≪宿題≫はたくさんあるものの、年内の出勤はおわったところで、ひとまずは骨休めをしようと思い、きのう(27日)からきょう(28日)にかけて、妻とこどもたちとわたしの4人で、信州の野沢温泉に行ってきた。

PC272775

 往路、長野駅で飯山線にのりかえるときには晴れていたのに、飯山あたりから雪がふりだし、けむるような吹雪になる。

PC272766

 線路からすぐに見降ろせるはずの千曲川も、煙幕のような雪でさえぎられている。

PC272768

PC272770

PC272778

PC272779

 戸狩野沢温泉駅につくと、プラットフォームがふきさらしで、(ほかのひとはあまりさしていない)傘をさす。

PC272781

 戸狩野沢温泉駅から野沢温泉まではバスで15分くらい。

PC272783

 終点の真湯(しんゆ)でバスをおりると、硫黄のにおいがして、温泉地に来たという気分になる。坂道を用心してのぼりおりし、予約していた宿にむかう。

PC272784

 熊の手洗(てあら)湯に隣接し、この源泉を内湯にひきこんでいる唯一の宿、≪てらゆ≫に泊まる。≪てらゆ≫も≪てあらゆ≫の音便ではなかろうか。
 野沢温泉に行ったことのあるひとから、どこの湯もたいへん熱いが、熊の手洗湯だけはぬるめだと聞き、それもあってここに来ようとおもった(こんなことをいうと、温泉に行く資格がないといわれるかもしれないが、わたしも妻もこどもたちも、熱い湯はたいへんにが手だ)。

PC272785

 宿の夕食。なにをたべてもおいしい。ふだんは食の細い娘も、にわかによく食べる。

PC272788

 4組の客が泊まっているようだが、野沢温泉はスキー場でもあるので、われわれ以外はみなスキー客だ。しかし、温泉地の風情のおかげか、全体的に落ち着いた雰囲気で、スキー客でなければ肩身がせまいというようなことはない。
 食後、いよいよ温泉につかる。湯は絶妙なあたたかさで、たいへんここちよい。

PC272791

PC272793

 28日の朝。たいへん寒いはずだが、あまり寒く感じない。東京とは寒さの質がちがうようだ。

PC282803

 7時ころ、朝ぶろをあびて、7時半から朝食。

PC282804

 10時、宿をチェックアウトして、野沢温泉をあるきまわる。しばらくすると、ありがたいことに、よく晴れてきた。

PC282807

PC282808

PC282809

PC282812

PC282813

PC282814

PC282815

 麻釜(まがま)を見にゆく。麻の皮をむくとき、ここで湯にひたしたことからその名まえがついている。つけるまえの野沢菜をさらしたり、温泉たまごをつくるのに使われている。

PC282816

PC282817

PC282818

PC282819

PC282820

PC282821

PC282823

PC282824

 野沢菜発祥の地、健命寺にもたちよる。すべりそうな坂道をのぼったが、本堂は屋根からおろした雪でふさがっていて、近づくことができない。冬はだれも来ない、という想定なのかもしれない。

PC282827

PC282829

PC282828

 まちの中心におりて、野沢菜などのみやげものを買い、大湯通り≪庄平そば≫でざるそばをたべる。思いのほかやわらかで、いくらでもたべられそうなおいしさだ。

PC282836

 正午すぎのバスで野沢温泉を出る。

PC282841

PC282842

PC282843

PC282845

PC282846

PC282848

 来るときは暗くて、よくみえなかった千曲川をわたると、すぐに戸狩野沢温泉駅だ。

PC282852

PC282857

PC282858

PC282859

 きのうと同じく、列車は千曲川にそって走るが、きのうとちがって晴れているので、印象がまったくちがう。

PC282876

PC282877

PC282882

PC282884

PC282891

 長野駅で途中下車して、1時間ほど待つので、善光寺にゆく。駅前から大門前にゆく、古風なよそおいをほどこしたバスにのる。

PC282897

 バスをおりると、ここからを参道といってもよさそうなところだが、実際には駅のほどちかくから2kmも参道はつづいている。

PC282899

PC282900

PC282902

PC282906

PC282908

 線香のけむりをあびて、本堂へ。

PC282915

PC282912

 来たときと同じバス(類的同一性ではなく個的同一性!)がきたので、それにのって長野駅にもどる。

PC282918

 長野駅前は善光寺口側が再開発をしていて、いまは工事現場をぬうような通路をとおらなければならない。

PC282919

 長野からは新幹線で上野か東京に出るのが通常の経路だが、あえて松本まわりで帰途につく。しかも、長野から松本までは各駅停車にのる。
 お目あては姨捨(おばすて)駅。スイッチバックの駅で、しばらく停車する。この駅からながめる千曲川流域の絶景をこどもたちにも見せてやりたいとおもっていた。
 しかし、かつて113系で運転していたころは自由にプラットフォーム(展望台まである!)におりられたが、新型車両になって運転がワンマン化され、下車は運転席のわきの出口に制限されているので、車内からながめるしかない。その点はやや残念だった。

 PC282937

PC282941

 松本からは≪スーパーあずさ28号≫にのってかえった。松本駅のプラットフォームで、息子が小学校の同級生と偶然会い、おどろきの声をあげていた。

PC282949

PC282952