日 録

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 昨晩までのつめたい雨がやみ、きょうはいくらかあたたかくなった。きょうの東京の最高気温は15.6度。
 しかしこのあたたかさはきょうだけで、明日は晴れても真冬の寒さになるそうだ(あすの東京の予想最高気温は8度)。

 きょうは筑波大学では全学的に授業の曜日ふりかえ(月曜扱い)の日なので、わたしの担当授業はなく、当初は大学には行かないつもりだったが、いくつか用事ができてしまったので、やはり出勤した。

recueil

 用件のうちのひとつは、印刷所からできあがってくる論文集を受けとること。
 9月ころからがんばって編集・校正をしてきたので、できあがってくるとたいへんうれしい。
 6人で書き、126ページあるので、基盤Cカテゴリーの科研費報告書にありがちな「薄さ」(たとえば50~60ページ程度の)ではなく、一定の存在感がある。
 また、わたしが全体のPDFファイルを作成して、それを版下にしてもらったうえ、わがままをいって、刷り上がりの余白の広さなどもこまかに指定したので、ほぼ思いどおりのできあがりだ。表紙の色も、わたしの好きな色ににさせてもらった。
 一括献本先の半分くらいはきょう、あて名書き、封入をして送り出した。事務室で送り出そうとすると、原始的に、何十枚もの封筒に、あて名をいちいち手書きしていることにおどろかれた。
 といっても、「筆蝕」(石川九楊の用語)につよいこだわりがあるわけではない。パソコンで印刷するなら印刷するで、しかるべき形式でデータをとりそろえて、プリンターの規格にあうあて名ラベルをそろえて、といろいろたいへんなので、それなら手書きで、と思ってしまうのだ。
 きょう、時間切れであて名が書けなかった残りは、封筒だけもってかえって、内職よろしく自宅であて名書きをしたので、明日送り出せる見込みだ。

 というわけで、予定献本先のみなさま、いましばらくお待ちください。
 また、一部のかたがたには、お近くの執筆者のかたがたからお渡しいただく相談になっております。

 フランス語と日本語におけるモダリティ
 2008年度~2012年度科学研究費補助金 基盤研究(C) 課題番号20520348
 「フランス語および日本語におけるモダリティの意味論的研究」(研究代表者:渡邊淳也) による論文集

 も く じ
 はしがき 渡邊 淳也
 科学研究費の概要

 論 文(著者名あいうえお順に掲載)
 フランス語の複合過去の主観性―知覚によって特徴づけられた事態― 安西 記世子
 ローラン・ゴスランのモダリティ論―表象の認定としてのモダリティ― 伊藤 達也
 日本語とフランス語のモーダルな不定表現 金子 真
 過去時制と非現実解釈     川島 浩一郎
 矛盾文と自然言語における規範性の源泉 酒井 智宏
 叙想的時制と叙想的アスペクト 渡邊 淳也