日 録

まえの記事 つぎの記事
PC140734

PC140731

PC140728

PC100724

PC100723

PC100722

 しばらくいそがしくて書けなかった。いくつかの委員会のしごとにくわえて、修士論文、卒業論文のしめきりがまぢかで、とくに修士論文にとりくんでいる複数の学生が、メールの添付ファイルで、修論全体の原稿を「どさっ」とおくってきて、こちらからコメントを返すということをくりかえしているので、読みつづけていると目がつかれて、パソコンの画面を見るのもつらい。

 明日が総選挙だが、予測では自民党が大勝しそうだということで、唖然とする。まだ東日本大震災の余震が、マグニチュード8の大きさで来るだろうというときに、原発を動かしつづけようとする政党ばかりが支持を拡大しそうなのは、あたかも集団自殺のエートスが蔓延しているかのようだ。そもそも、これほど大問題の原発が、じゅうぶん争点化されているとはいいがたい。
 たしかに、民主党に幻滅して自民党に出もどる有権者が相対的に多いことは多いのだろうが、小選挙区制プラス多党分立で、3割の得票でも議席を独占できる、いわば格差拡大装置のようになっているのが悪いと思う。前回民主党が大勝したときにくらべて、はるかに政党の数が増えたので、この弊害が増幅していることは明らかだ。この弊害があるからこそ、是正のために比例代表並立制とし、復活当選などもさせているのだろうが、衆議院の定数削減となると、ほとんどいつも、ただでさえ比率の小さい比例代表制をさらに減らす。
 20年ほどまえ、細川護熙と密談して小選挙区の割合を300にふやす改悪をしたうえで、現在の選挙制度の道をひらいた元凶ともいうべき河野洋平が、12日水曜の朝日新聞でインタビューされていて、小選挙区制が極端な結果をたたき出すことに関して、恥知らずにも「正直、こうなることは予想していなかった」とこたえていた。なにを言うか、という感じだ。当時から予測され、よく警告されていたことではないか。