日 録

 午後、大学院のオリエンテーションのしごとがあり、つくばに出勤。
 つくばでは、さくらはまだまだ見ごろだ(例年、東京よりいくらか遅い)。

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 科研費研究成果公開促進費(学術図書)の結果が来た。残念ながら不採択だった。
 以前は不採択のときは剥離紙のはがきが送られてきたものだが、いまは封書だ。内封の通知の情報量はけっしてふえていないので、無駄にカネをつかっている気がする。
 予算がもらえなかった身からすると、ついつい、「肥大化する官僚組織にはふんだんにカネをつかわせ、わたしのような人文科学の研究者にはつかわせないようになっているのだな」などと、ひがみっぽいことを思ってしまう。

20170410

 しかし、同僚の和田くんが代表者になって申請した科研費(基盤研究(C))は、このきびしい時代にもかかわらず今春新規採択されたので、もって瞑ずるべきであろう。
 その情報もふくめて、TAME研究会の情報を更新した:
 http://www.lingua.tsukuba.ac.jp/lgfr/tame/
 さくらはうつくしい。ことしは寒かったせいか、さくらが咲くのがおそかった(東京の開花がいちばんはやかったのが「ほんとうか?」と思うくらい)ので、さくらの写真をほとんど撮っていなかったが、きょう、ようやく撮ってきた。
 ちいさな川の岸に、さくら並木がある(ほんとうは、もうすこし上流まで足をのばせば、「さくらのトンネル」とよばれる、両岸からさくらが張りだしているところがあるが、そこまで行くだけの元気がない)。撮った写真を貼りつけておく。

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 きょうは筑波大学では入学式だった。入学なさったみなさん、おめでとうございます。
 前任校のような入学式への参列義務がないので、きょうはのんびりしていた。
 筑波大学でも以前は入学式の日の夕方に大学院オリエンテーションをしていたものだが、大学会館が改修工事のため、全体での式典を学外でするようになったことと、オリエンテーションの内容が増大した(研究倫理、情報倫理、ティーチングアシスタントをするための講習、などなど)ことから、ガイダンスのわたしの担当範囲は週明けからということになった。
 そのようなわけで、きょうは「嵐の前の静けさ」という感じだ。
 今年度だけ、役職につく先生の代講で、東京外国語大学で非常勤講師をつとめることになった。
 西武多摩川線(anciennement : 是政線)にのって多磨へ。ちょっとした遠足気分。

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 学会や研究会ではなんども来たことがあったが、関係者としてくるのははじめてだ。
 しかし、この大学ではきのうから平常授業がはじまっている。国立大学では例外的なほど早いのではなかろうか。
 これにはからくりがあって、春夏秋冬の4期制にして、夏、冬の学期は集中講義や海外研修に利用するとともに、春学期を七夕ころに、秋学期を1月なかばに終わらせるようにしている。そのかわりに、新年度の始業を早めているのだ。
 しかしそれでも、春学期、秋学期の平常授業が13週しかできないので、のこりの2週分を「アクティヴ・ラーニング」と称し、課題を出してみずから学ばせるようにしている。
 半期15週というルールは、文科省からの通達で、「試験週間を含めてはならないことは言うまでもない」などと念押しをされ、これをなんとしてでも守るため各大学が日程的に苦慮しているわけだが、これをかろやかに踏みこえている!(註: これは賞讃です)



 大学の構内ではさくらが8分咲きくらいで、みんなそれをとりかこむように写真をとっていた。



 わたしが担当するのはフランス語学の専攻選択科目で、学部の3、4年生が対象。
 昨年度、いまの3年生世代の必修科目を教えていた先生(わたしを外大に呼んでくださったかたとは別のかた)がわたしの知り合いで、「とてもいい雰囲気」とうかがっていたので、はじめからけっこう気らくに授業ができた。
 また、後刻のお申し越しで、熱心な大学院生のかたがたも履修してくださることになった。
 まだ履修は確定していないが、16人ほどになりそう。 まずまずのすべり出しではないか。

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 拙宅の庭で、まいとし白水仙よりおくれて咲く、八重咲きの黄水仙。
 頭がおおきく、花がたれ下がって土についてしまうのが残念なので、ことしも麻ひもで囲いを作ってやった。

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 大学1年でフランス語を学びはじめたとき、白水仙 narcisse と黄水仙 jonquille が基本単語で違っていることにおどろいたものだ。
 わたしが大学に入学したのは1987年だったので、それからはもう30年経ったことになる。少年老いやすく、学成りがたし。
 きょうから新年度だが、とりあえず週末なので猶予期間(そういえば、まえの職場では、4月1日が土曜だろうが日曜だろうが始業(会議集中日)で、2日が土曜だろうが日曜だろうが入学式ときまっていたなあ(遠い目))
 アラビア語学の榮谷さんを中心とする「いつメン」で、« お茶の水ビアホール » にゆき、ひるざけをのむ。

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 ビールとワインをほしいだけのんで、新年度にそなえて英気をやしなった(つもり)。

 榮谷さんは3月にエジプトにいっておられたので、おみやげをいただいた。
 スフィンクスの « ペプシ・コーラ »。

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 オリーヴのはいったチーズ。

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