日 録

 ことしも « つくば光の森 » が点灯された。
 クリスマス直後に消灯するのではなく、公現祭 (Épiphanie) のころまでつづけるヨーロッパ方式で、わたしの個人的な趣味に合致している。

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 昨夜はつくばに前泊し、きょうは推薦入試の業務だった。
 2013年度に学類の入試実施副委員長、2014年度に同委員長を経験し、そのご褒美で2015年度は入試業務なし、ということで、3年間のブランクを経て現場に出たが、やはり(根が不まじめな人間のせいか)入試のはりつめた空気はにが手だ。

 きょういただいたメールで、「学会発表の準備でお忙しいところ...」と書かれていて、「はっ、準備せねば」と思い出した。われながら、なんといういいかげんさだろう。本番は12月10日。
 http://wjunya.blog39.fc2.com/blog-entry-415.html
 きょうは大学院説明会のしごとがあり、1年ぶりに茗荷谷へ。

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 筑波大学文京キャンパス。かつて筑波大学の前身の東京教育大学があったところだ。

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 人文社会科学研究科全体での説明会。60人くらいが来場してくださり、盛況だった。

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 文芸言語専攻の広報委員長として登壇し、(にが手な)パワーポイントをもちいて説明した。
 おわったあと、文芸言語専攻のうち言語学分野についてはわたしが質問に個別対応することとし、5人から質問をいただいた。文学分野については専攻長が対応くださり、3人から質問があった。
 さて、おおぜい受験してくださるとよいが、まずは1月...
 ことしはわたし(と、もと同級生)の高校卒業30周年のとしだ。
 9月には大阪で学年全体の大規模な同窓会があったが、黒歴史の多いわたしは欠席(うまいぐあいに科研費の打ち合わせもあったので、そちらを優先)。
 しかしその後、1年生のときにおなじクラスだったひとたちと自然に交流が復活し、メーリングリストで話すなどして、なつかしい思いをしていた。
 きょう(祝日)の午後、東京近辺に住んでいるひとだけ集まれないかと検討したところ、じつに9人が集まった。
 新宿のヴェネツィア料理店 « Il Bacaro » に正午にあつまり、4時間くらい、ワインをのみながら話した。

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 また、いかにも現代的なことだが、同時刻に大阪でもおなじクラスの同窓会をひらいており、Skype で大阪とのあいだをつないでお話しした。
 30年のときをへだてても、みんな面影はのこっており(ひとの面影は目とそのまわりに残りつづけると知った)、すぐにむかしの感覚で話すことができた。
 意味を知らなかったあだ名の命名理由をきょうはじめて知るなど、まるで高校時代のつづきをしたような気がした。
 おかげで、なにやら若返ったような気が...ゲホゲホ...あー、腰がいたい。
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 ひさしぶりに(とはわたしの主観的な尺度にすぎないが)午前の帰宅とあいなった。
 じつは、ことしの3月から1年間の予定でブザンソンのフランシュ=コンテ大学に留学中の院生のコードネーム「えるたそ~」さんが、ご家族の事情で急遽一時帰国しておられ、きょう、筑波までたずねてきてくださったのだ。
 6月に学会発表のためカーンに出張したとき、発表をききにブザンソンからカーンまで来てくださったことがあった(この日録でも言及ずみ:http://palantien.blog137.fc2.com/blog-entry-366.html )ので、それ以来5か月ぶりの再会ということになる。
 「えるたそ~」さんは、フランスの自由な空気がよほど肌にあったらしく、出発前の繊弱な印象はうすれ、心身ともに充実しているようにお見受けした。
 かねてよりお約束していた論文の相談ごとをしたあと、6月にカーンにごいっしょしたわたしの同僚と、哲学が専門の院生で、「えるたそ~」さんと学部生時代以来親しい、コードネーム「ざしきー」くんとわたしと4人で、大学近隣の酒肆 « くぼや » にゆき、ニホン酒の熱燗をあおり、酔っぱらった。寒い夜は熱燗が身にしみる。月曜のせいか、あるいはつめたい雨のせいか、店は終始貸し切り状態だった。

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 かえりみち、雨にすこしみぞれがまじっていたようだ。
 「えるたそ~」さんより、フランスでよく知られたサブレーをおみやげにいただいた。ありがとうございます。

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 関東の晩秋らしい乾燥した晴天で、うれしい。

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 近所の川には、年ぢゅういるカルガモにくわえて、マガモなど、渡り鳥もきていて、こどももいるので、にぎわっている。

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 フランス語学会の例会と、付随(寄生?)する研究会のため、早稲田大学へ。
 肉眼では向かいあわせに見えるように感じる東京スカイツリーが、写真では意外と存在感がない。ニンゲンの知覚はあてにならないということか。

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 おわったあと、5人ほどで、発表おつかれさま、そして来年度の予定決定おめでとう、などの名目で飲みにくりだす。
 神楽坂の毘沙門天にほどちかい « 食彩一番 » で、ビールをのみ、そのあと焼酎をのんで、たのしく話した。

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 5日、京都で研究会があったので、4日から6日まで関西に行っていた。
 あたらしくなった京都駅には、いつまで経っても慣れない。観光都市としての高名が世界中にとどろき、むかしとはくらべものにならない、おびただしい観光客がおしよせている。

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 研究会の会場は、京都駅からほど近い民間の会議室で、「ベーコンラボ」というところ。

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 「テクストと時間」と題した研究会で、正午から17時ころまで、わたしのものもふくめて4件の研究発表ののち、コメントの交換や質疑応答をした。たいへんみのりおおい会だった。
 おわったあとは、近隣の酒肆 « 酔心 » にゆき、ビールをのんできた。10年ぶりくらいでお話しする先生方もおられ、なつかしく、たのしい機会になった。

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