日 録

 いまではフランス語など、ロマンス諸語ばかり研究しているので、意外なことのように思われるかもしれないが、1984年夏、わたしのはじめてたずねた外国が、じつは中国(上海、蘇州、無錫、南京)だった。
 当時の大阪府教育委員会の主催で、大阪府と姉妹自治体提携をむすんでいる江蘇省をたずね、高校生どうしで交流をするという企画、「大阪府高校生中国派遣団」に高校からの推薦と教育委員会の選抜を経て参加したのだ。その派遣団の同窓会が、まいとしこの時期(原則として、中国をたずねていた時期)にひらかれている。
 わたしは自分の出身高校の同窓会にも出席しない(まあ、いわゆる「黒歴史」が多いからね(哄笑))のに、中国派遣団の同窓会にはまいとしせっせと出席している。ふしぎなものだ。
 ことしも、これを主目的として大阪へ。

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 道頓堀のあたりには、これまでになく外国人観光客が多くなった。わたしはひねくれもののせいか、「それほどおとずれるにあたいするか?」と思ってしまう(大阪が、というわけでなく、東京でもおなじことを思ってしまう)。

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 「くいだおれビル」のなかにある « みなみ » という和食店にゆき、ビールをのんできた。
 筑波がまだ学期中で、8月1日(月)も授業をしないといけないので、週末だけでとんぼがえりしなければならない。
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 5月連休以来ひさしぶりに、アラビア語学の榮谷さんを中心とする飲み会で、« お茶の水ビアホール » にゆく。

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 レーヴェンブロイ、よなよなエール、アサヒエクストラコールドとビールを3種類のみ、ハウスワインの赤にきりかえたところ、たいへん飲みやすく、危険だとおもったけれど、もはやとまらないいきおいでしゅーしゅーと飲んでしまい、ひどく酔ってしまった。疲れていたせいもあったかもしれないが、こんなに酔ったのは近年にない。みなさまにご迷惑をおかけしてしまい、反省しきり。
 多忙のため、一昨日からきょうまでの3日分をまとめてしるす。

 7月5日(火)
 翌6日に大学院入試の業務があるので、万が一にも欠かさないよう、つくばに泊まることにする。
 夕刻から、ちょうど直前までわたしの授業に出てくださっていた院生のみなさんをおさそいして、大学近隣の « びすとろ椿椿 (cin cin) » にゆき、チリの赤ワインをのみながらお話しする。酒肴ともにおいしい。とくに、あじのカルパッチョ、えびのアヒージョは絶品だ。ワインを差しつ差されつして、一段とたのしく飲んだ。

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 7月6日(水)

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 予定どおり、朝から勤務。といっても、午前中は筆記試験のうらで、万一にそなえて、ながい待機時間。
 待機時間を利用して、ロマンス諸語の科研費の共同研究者のみなさまのご参考に供するため、国際学会 Chronos 12 のハンドアウトをすべてスキャンした。60ページくらいあった。
 正午すぎから採点。
 おわりしだい、別件で打ち合わせ。
 13時すぎ、あわてて昼食をかきこむ。
 13時30分から面接業務。大学院のフランス語学領域では、今春の入学生がひさしぶりにいなかったので、受験者がいるだけでもうれしい。
 夕方、17時30分ころから会議。
 帰宅すると、かねてより応援している銅版画家の小柳優衣さんから、滋賀のお菓子と、すてきなメッセージカードがとどいていた。「ひこにゃん」にこどもたちがよろこび、夕食後に少しいっしょにいただく。

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 7月7日(木)
 暑い! 東京では今夏2度目の猛暑日(36.7度)。
 ことしの3月、所得税の確定申告をして、それにもとづいて納税をしていたが、6月29日づけで税務署長より「更正通知書」をうけとり、当初の税額の計算に誤りがあったため、還付をうけることになった。
 しかるに、6月15日づけでわたしの誤った計算にもとづいた予定徴税の通知がきていた。
 今春は、本務校の給与に、非常勤の給与を足しあわせるためだけ(しかもいずれも源泉徴収はされている)の確定申告だったので、たいした額ではなかったのだが、申告納税額15万円が予定徴税のあるなしの境界線で、残念ながら誤りのせいで境界線を超えてしまっていた。
 このため、きょう、町田税務署におもむき、「予定納税の減額申請」という書類を提出してきた。これにより、今年度の予定納税額はゼロになる見こみだ(訂正してくれた税務署のひとのほうがよくわかっているのだから、更正に連動して自動で減額してくれればいいのに、と思わないでもないが、あくまで本人が申請しなければならないものらしい)。

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 書類提出後、町田市役所にむかい(その途上、とてもうれしいことがあったが、ここには書けない)、参院選の期日前投票をしてくる。2012年に新設された町田市役所は、異常に豪華な庁舎(タックス・タワー)で、納税者としては来るたびに不愉快になる。

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