日 録

 一昨日からきょうまで2泊3日で、まいとし恒例の研究会合宿のため、軽井沢の文化軽井沢山荘(文化女子大学の施設)に行ってきた。

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 せっかく軽井沢に行くからには、しっかりと涼しくないとありがたくないと思ってしまうが、今回は日中でも15度くらいの気温で、寒いほどだった。東京も10月なみの涼しさだったそうなので、軽井沢ではますます涼しいわけだ。
 例年どおり、研究会のセッションでは耳学問をたくさんして、研究へのモティヴェイションも高めることができた。また、自分の報告をしたことも勉強になった。

 この施設は、ことしから運営委託先が変わったそうで、軽井沢駅から送迎をしてくれるようになったり、食事がいっそう充実するなど、サーヴィスがますますよくなった。部屋や会議室なども快適だ。

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P8256306 ←2日めの夕食

P8266308 ←3日めの朝食(ビュッフェ形式)

 しかし、また、鯨飲馬食してしまった。今夜からは節制だ。

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 帰宅したら、(『フランス語学小事典』の共著者としてもごいっしょしたことがある)小倉博行さんから、あたらしいご著書『ラテン語とギリシア語を同時に学ぶ』の献本がとどいていた。ありがとうございます。

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 わたしが学生時代、ラテン語の授業を受講していた柳沼重剛先生は、ギリシア語との同時学習は(頭が混乱するから)推尚しない、というお考えだったが、小倉さんの著書は、比較可能な項目があるかぎりラテン語とギリシア語をおなじわく組みで一挙にとらえようとするもので、これを読むことでむしろ整理が進み、どちらの言語もよく理解できるようになるのではないかと思う。
 全粒穀物をたべると、血糖の上昇がおだやかで、食物繊維もおおくとれるなど、健康上の利点があることは、十数年まえ、前任校でこれを力説していた同僚がいたので、耳学問で記憶にのこっていた。ダイエット効果も期待できる。
 しかし、パンを全粒粉使用のものにきりかえるのは比較的かんたんでも、そもそも自宅ではあまりパンをたべないし、かといって米を玄米にきりかえることは、家族全員をまきぞえにしないために自分のものだけ炊くのがめんどうだし、どうしたものかと思っていたら、最近、いい方法を知った。
 それは、オートミール(またの名をオーツ麦、あるいは燕麦(えんばく)ともいう)をたべることだ。
 オートミールといえば、『メアリー・ポピンズ』で、ミルク粥にしたものを朝食にこどもだけたべさせられて、おいしく感じない、おなじ食卓でパンをたべているおとながうらやましい、というはなしがあった。たしかに、ミルク粥は離乳食のようなものなので、(すくなくとも、わたしの味覚では)全然おいしくない。
 しかし、じつはさまざまな調理法や味つけがあることを知った。たとえば、つぎのサイトには3500以上の例が出ている。
 http://cookpad.com/search/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB

 オートミールの味覚は意見がわかれるので、まずは、近所のスーパーで北海道産の300グラムの小袋を買ってきて、いろいろためした。

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 味噌汁や鍋ものの、熱いところを汁ごとかけるだけでもたべられる。あるいは、粉末のコンソメスープやしいたけスープの素をかけて、お湯をかけるだけでもよい。水をかけて、電子レンジで加熱してもふわふわになる。どのたべかたでも、わたしはおいしく感じた。わたしの場合は、水分を多くして、やらわかめで食べるのが好きだということにも気づいた。
 これはいけそうだと思ったので、大箱(4.52キログラム入りで、110食以上はたべられるという)を通販で買った。Quaker oats という商標は、かつて、クウェーカ-教徒たちが「質素な食事」としてたべていたことにちなんでいるのだろう。いまでは、ダイエットの救世主といったところか。また、Old fashioned というのは、砂糖をかけたり、フレークに加工しないで、そのままの燕麦ということだ(砂糖なんてかけたら、健康効果という点では台なしだ)。

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 大箱のオートミールは、さきに経験した小袋と、分量だけがちがうのではなく、こまかく挽いていなくて、燕麦の粒がそのままのこっているというところもちがう。また、くちコミでは、ニホン製のものとくらべて大味がするというはなしもあったので、おそるおそるためしてみたが、これはいける。むしろ、粒の食感があるほうがおいしい。
 わたしのいちばん好きなたべかたは、まずオートミールに水をかけて電子レンジでもどし、上からクスクスのスープをかけることだ(かためが好きな場合は、オートミールをもどさないで、クスクスのスープをかけるだけでも大丈夫だろう)。クスクスのスムールと似た感じでたべられるし、汁をすって腹がふくれる感覚もクスクスそっくりだ。

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 全粒穀物しかくちにしない、というようながんばりかたはしないし、ましてやマクロビオティック教に入信するわけでもない。
 ただ、自宅で米飯をたべるときにかぎって、それをオートミールにおきかえるという、ゆるい方法をとることで、ながくつづけたい。




 拙著『フランス語の時制とモダリティ』、および『明快フランス語文法』に、ご自身の制作による銅版画をあしらった表紙カヴァーを制作してくださった小柳優衣さんが、最近ますますご活躍なさっている様子を知ったので、以下に情報を貼りつけておきたい。
 まず、(あいかわらず)いくつものテレヴィ番組に出演されている。一部のものについては Youtube に動画がアップロードされている。

★おちゃのこ Sai Sai|J:COM


★関西の匠 |eo光「ニュースK」


★滋賀経済NOW |びわこ放送


 また、来月にはひさしぶりに展覧会が開催されるので、その情報も貼りつけておく。

■個展「petal poetria」
産後初の個展となります。
9月2日(木)~8日(水)
あべのハルカス 近鉄本店
11階アートギャラリー
〒545-8545 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
電話(06) 6624-1111(代表)
4階~11階は朝10時→夜8時
会期中は4日(金)以外、毎日在廊致します。

■第80回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2015
日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市
2015年9月2日(水)~4日(金)
東京ビッグサイト
〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
業者様向けのギフトショーで、入場無料(事前登録制)です。
「Agile Japan Trading Corporation」様のブースより新作のグッズを出品します。
4日(金)はこちらのブースにて商品解説などさせていただきます。

 ややおそい盆休みをすごしに、妻とこどもたちをつれて、群馬県嬬恋(つまごい)村の万座温泉に行ってきた。
 JR吾妻(あがつま)線で万座鹿沢口にむかう。吾妻線は、民主党政権が「ダム建設をやめる、いや、どうしようかな、やっぱり続ける」という混乱をきたした八ッ場ダムがつくられようとしている渓谷に沿っている。ダムができれば水没してしまうところもとおっているので、昨年から一部、線路が高いところにつかかえられた。
 とくに長野原草津口駅の前後では、旧線、新線がよくわかる。つぎの写真では、前方左にゆくと旧線、右にゆくと新線。

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 つぎの写真では、旧線がわたっていた橋の跡が下のほうにみえる。

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 万座鹿沢口駅をおりると、「嬬恋」ということで、「愛妻家の村」という看板があがっていた。

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 駅から温泉までは万座ハイウェーという有料道路を走破するバスにのって、霧のなかを50分くらい走る。のぼり坂を延々のぼりつづける。

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 万座温泉は標高1800メートルのところにあり、昼間でも気温が21度くらいだった。軽井沢などより格段に涼しく、一昨年の夏にたずねた接岨峡温泉よりもさらに涼しい。
 ≪ 日進館 ≫ という宿にとまる。

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 この宿は、かつて俳人の種田山頭火も逗留したという、ながい歴史のある宿だ。いまの主人は5代目だそうだ。

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 まずは温泉にはいる。白濁系の濃厚な酸性硫黄泉で、じんわりとからだにしみこんでくるようなあたたかさだ。湯が熱すぎないこともありがたい。

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 温泉の水をのむこともできる。

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 夕食、朝食はいずれもビュッフェ形式で、なにをたべてもおいしいので、ちょうしにのって鯨飲馬食してしまった。とくに地元の野菜がおいしかった。

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P8186211 ←朝食

 朝のさわやかさは特筆にあたいする。ちなみに、冬はスキー場になる場所で、その設備もみえる。

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 宿の玄関先でうさぎを飼っていた。ピーターラビットのようなうさぎや、マーモットのようなうさぎもいる。よくひとに慣れていて、愛嬌があった。

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 宿からチェックアウトしたあと、温泉地内をあるきまわる。宿のちかくに湯畑があり、エメラルドグリーンの源泉水が湯気をたてている。
 一帯は硫化水素がたちこめ、湯気がかかるところには草木がはえていない。

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 7月31日(金)
 2月、6月につづいて、≪ お茶の水ビアホール ≫ で飲み会。

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 サリーさまが、最近はやりの「ちゃんりおメーカー」で、「じゅんやチャンリオ」をつくってくださった。

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 かわいく作ってくださったが、じっさいにはこれほど髪色を淡くしたことはない。白髪染めしかしないので。

 8月1日(土)
 まいとし恒例の同窓会があり、大阪へ。
 同窓会と名のつくものには参加しないが、きょうのグループだけは偉大な例外だ。
 新幹線をおりると、サウナにはいったような炎暑だ。体感的には、東京より大阪のほうがずっと暑い(といっても、べつに、故郷を甘美だとおもっているわけではない。少年時代、独特の苦労が多かったので)。
 在来線にのりかえ、新大阪と大阪をへだてる淀川にかかる長い橋梁をわたると、たしかにかえってきたという気分になる。

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 戎橋筋の南端にほどちかいところにある ≪ みずき ≫ で飲みかわす。とてもよい店だった。

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 毎回参加してくださるK先生はもう86歳だが、今回もビールをおいしそうにのんでおられた。
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