日 録

 晴れて、暑くなる。
 連休の谷間だが、つくばに出勤。
 ただし、昼食だけはゴージャスだった。半年に1度の恒例により、« Chez Lénon » で会食。
 たいへん人気のあるフランス料理店なので、昼食時でも予約をしなければ入れない。きょうも予約客だけで満席だった。

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 いつもながら、クスクスがおいしい。しごとがなければ、vin gris でものみたいところだが...

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 しかし、ちょっと食べすぎだ。「就活」(就職活動)、「婚活」(結婚活動)に似せた最近のはやりことばでは、過食のことを「デブ活」というらしい。きょうは「デブ活」をしてしまったので、明日からはまた節制しなければ。

 食事のあとは大学にゆき、いくつかの事務的な用件をかたづけた。
 ことしの4月は菜種梅雨がずっと続いているようなかんじで、雨が多い。
 この週末も、土曜は午後ににわか雨が降った。きょうはひさしぶりにずっと天気がよかった。

 週末もいろいろと用事があり、いそがしかった。

 きのうの土曜は、息子の中学校の授業参観で出かけていた(ので、ざんねんながら、来日しておられるドゥニ・パイヤール先生の講演会には行けなかった)。
 自分がこどものころの記憶から、授業参観なんて、小学校のうちしかないと思いこんでいたが、いまはちがう。
 学校によっては、高校でも授業参観があるという。そこまで行くと、ともすると親離れを遅らせる逆効果があるのではないかと心配だ。
 息子は今月から中学生になったばかりだが、さいわい、たのしくかよっている。
 しかし、4月中に授業参観とは、かなり早い部類だろう。連休明けにはさっそく、中間試験が予定されているので、それを考えあわせても、けっこう « ロケットスタート » だと思う。
 息子は中学校でもたのしく、積極的に学んでいるようで、安心した。
 職業がら、先生がたの授業方法に目が行ってしまうが、こちらもたいへん効果的で、わたしも参考にしたいほどだった。

 きょうの日曜は、13時にホルヘさんとまちあわせて、赤羽のイタリア料理店 « MATSUYA » でおそい昼食をとり、食後のお茶をのみながら、16時ころまでゆっくり話してきた。
 じつは、(ネットで見られる場所には初めて書くので、読んで衝撃をうけるひともいるかもしれないが)ホルヘさんは先週、となりの家が出した火事が燃えうつり、自宅が全焼してしまったそうだ。
 第1報は共通の知り合いの院生を介して受けたが、今週に入ってから、携帯電話で連絡がつくようになった。携帯電話の代替機を借りて、あちこちと連絡をとっているとのこと。
 現在、被災者用の仮住まいに移っておられる。ちかいうちに近所に新しい住まいを見つける算段もしているとのことだ。
 火事が起きたのは夜、寝ているときで、火事に気づいた飼い犬が起こしてくれたので命拾いしたらしい。ご家族は犬もふくめてみな無事で、不幸中の幸いというべきだろう。
 家財道具、書物、紙媒体の資料、パソコン、衣服などはすべて失った(大半は焼け、残ったものも消火の際の水がかかって台無しになった)とのことで、いろいろな支障が出そうだ。
 火災保険には入っていて、補償は受けられるとのことだが、それにしても、ご自身の書かれた原稿もふくめ、失われた膨大な情報はとりもどすことができない(なので、きょうは、« One Drive » や « Google Drive » などのクラウド・ストレージをすすめておいた)。
 週の途中は被災証明や保険など、いろいろな手続きで忙しいらしいので、週末になってから会って話してきたわけだ。
 たいへんな災難のあとにもかかわらず、ホルヘさんの話すときの調子はいつもとまったく変わらず、元気そうにしておられたので、すこし安心した。
 また、ご自身がいちばんたいへんなのに、共通の知り合いの心配もするほどで、いつもながらの気づかいぶりだった。「逆境には強いので、心配しないでほしい」とおっしゃっていた。
 「奥さんとどうやって知りあったのですか」ときかれると、わたしはいつも、はずかしい思いをして、
 「ありがちですが、友だちの友だちで...」とこたえているのだが、そのひとりめの「友だち」、つまり、初対面の妻とわたしをはじめて紹介してくれたのが、竹橋道子さんだった。妻ともわたしともおないどしで、3人とも大学での同級生だった。
 竹橋さんは大学時代から « 劇団 竹蜻蛉 » で活躍しておられたが、いまも役者稼業で、今夜19時からの日テレ系『行列のできる法律相談所 3時間スペシャル』で、水前寺清子役で再現ヴィデオに出演なさるそうだ。
 いわれてみれば、竹橋さんが水前寺清子役というのは、なかなかハマっているのではなかろうか。

 また、先日はNHKBSプレミアムの『ターニングポイント』にも出演していたという。
 その一部をYoutubeで見ることができる。
 http://www.youtube.com/watch?v=bZh7QbTPS14

 なお、竹橋さん本人は、最近、携帯電話をこわしてしまったとのことで、メールがつながらない。以上のこともハガキで知らせてきた(笑)。

 [後刻追記] 竹橋さんの水前寺清子役は、やはりハマり役だった。ほんものの水前寺清子さんの映像と、再現ヴィデオの竹橋さんが交互に出てきて、頻繁に切り替わるが、そのたびにまったく違和感がなく、まるでひとりの人のように感じた。
 きのうの火曜までで、わたしの担当分に関しては、今年度の授業の初回が一巡した。まいとしのことだが、この時期がいちばん疲れる。
 かてて加えて、今年度までの3年計画で進んでいる耐震工事のため、6月下旬に研究室の立ち退きが予定されているが、それにそなえて、引っ越し荷物のリスト(寸法、個数)を2週間の猶予で出せと今年度に入ってから言われたので、きのうからきょうにかけて、巻き尺を片手に研究室で荷物を調べつくした。といっても、まだ使うものがあるので、荷づくりは直前までできない。
 きのうまでの冬のような寒さ(日中でもひとけたの気温だった)から一転して、きょうのつくばはシャツ1枚でちょうどよいあたたかさだった。ただ、風がたいへん強く、時期をはずれた春一番という感じがする。

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 「つぶやき」( http://piyo.fc2.com/palantien/ )の3月17日の記事で、
 「スマートフォンの画面内キーボードは打ちづらいので、キングジムのデジタルメモ « Pomera » を外部キーボードとして用いて、Bluetooth で通信してスマートフォンに文字入力できることを確認した。とはいえ、 « Pomera » は自前のモニターもついているので、もち歩くためには効率的ではない。ちかいうちに Bluetooth キーボードだけのものを買おうと思う。」
 と書いていたが、きょう、ようやくBluetooth キーボード単体のものを購入した。

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 ELECOM TK-FBP052BK という機種だ。
 小さく、薄く、軽くて、それでいて打ちやすい。Android のスマートフォンとの連携もばっちりだ。

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 6日が入学式と大学院の新入生ガイダンス、そして7日からきょう(9日)にかけては会議や学類の新入生ガイダンスのしごとがありました。
 これで教育課程委員としての年度はじめのしごとは一段落し、明日からは平常授業がはじまります。もっとも、平常授業といっても、一巡するまでは年度はじめ独特の調子がつづきますが。

 2月13日の « 日録 » で酒飲み仲間として言及した知り合いの榮谷温子さんの著書、『はじめましてアラビア語』(第三書館、2014年刊行)をようやく買いました。

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 題名や表紙はとてもかわいらしいのですが、内容は硬派の文法入門書です。税抜き定価2000円と廉価なのも良心的といえましょう。
 内容についてきちんとコメントをするだけの知識はわたしにはありませんが、類書にはあまり見られない、学習上「この点を明示的に書いてくださってありがたい」と思える記述がたくさんあるようにお見受けしました。
 名声赫赫たる宗教学者と大名鼎鼎たる政治学者の共著による好評嘖嘖たるアラビア語の某入門書より、言語学者の(それも、動詞論を研究しておられる)榮谷さんが書かれた『はじめましてアラビア語』のほうをわたしは信頼します。

 よけいなはなしですが、第三書館は、2010年にファイル交換ソフトの使用が原因でネットに流出したらしい公安当局のデータをそのまま出版したり、最近では Charlie Hebdo に対するテロ事件をうけて、『イスラム・ヘイトか、風刺か』を出版するなど、センセーショナルな商法の出版社と思われがちですが、じつは中東に関する研究書や解説書も多く出しており、榮谷さんの著書もその系列に連なるものといえましょう。
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 拙宅の庭で、例年、白水仙よりおくれて咲く黄水仙が、満開になりました。
 八重咲きで、花が重く、どうしても頭が下がってしまい、土についてしまうことが残念なので、芦の枝と麻ひもで囲いをつくりました。

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 囲いをつくったあと、今月から中学生になる息子に「囲いができたとき、なんていうか知ってる?」とうながすと、少しあきれた顔をして、「かっこいい」といってくれました(笑)。
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