日 録

 きょうまでの3日分をまとめてしるす。 

 2015年2月23日(月)
 遠方にいる妻の祖母(94歳)が転倒して入院し、あまりよくない状態だというので、妻には日がえりでお見まいにいってもらい、わたしはこどもたちの学校からの帰りをむかえるため、るす番をする。
 夕刻、帰途についた妻からメールで連絡をうけ、行ってみると話にきいていたよりずっと元気で、食欲ももどり、リハビリに精をだしていたとのことで、大いに安堵する。こどもたちもよろこんでいた。
 また、こどもたちの学校が春やすみになれば、われわれ家族4人そろってたずねて行くことにする(順調にいけば、そのころには退院しているかもしれない)。祖母もそれをたのしみにしているそうだ。

 2015年2月24日(火)
 明日は前期入試、および同日実施の他種の入試があり、わたしは裏方(入試実施委員)のしごとをしなければならないので、確実に朝からいられるよう、きょうはつくばに前泊する。
 入試にそなえて、つくば駅からの関東鉄道バスはすでに増発体勢で、下見にきた受験生をむかえていた。

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 卒業判定の書類(教育課程委員のしごと)もきているかもしれないので、いくらか早めにいったが、きょうのところはまだ来ていなかった。
 3月10日、日本フランス語学会研究促進プログラム「パロールの言語学」の福岡での研究会に世話人のひとりとして参加する予定なので、3月10日から11日までの出張伺いを書いて提出する。
 二十数年前学生だったころにちょくちょくきた、なつかしい « クラレット » にゆき、夕食にえび、いか、しゃけのミックスフライをたべる。さすがに満腹した。

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 2015年2月25日(水)
 試験そのものはいずれも10時からで、受験生が試験場に入ることができるのは9時10分からだが、わたしが試験場に入った8時まえにはすでに受験生がちらほら来ていた。

 わが人文学類では、前期入試のほか、私費外国人留学生試験を実施する(昨年とちがって、学士再入学は志願者がいなかった)。
 異種の入試が時間的に同時平行なので、気をつかい、あわただしい思いをしたが、病欠なさった先生の交代をお願いしたこと以外、わたしの担当範囲ではさいわい問題が起きることはなく、19時30分ころに業務はすべて終了した。

 人文学類では、前期入試の競争倍率が昨年度の4.0倍から今年度2.8倍に減少した。
 これにはいくつかの要因が考えられる。
 ひとつは、今年度からセンター試験で数学Iにくわえて数学IIも課するとともに、理科も2科目を課するようになったため、以前よりも敷居が高いと感じ、敬遠したひとがけっこういたのではないかと思う。すぐれた志願者だけが残ったとも考えられる。
 もうひとつは昨年、文部科学省が、人文科学系の学部の改組を推奨するなど、ある種のネガティヴキャンペーンをした影響もあるのではないか(じっさい、今年度は「文学部」と名のつくところは、名の知れた国立大学でも競争倍率がひくくなっているところが多く、北海道大学、広島大学などは2倍を下まわっているようだ)。
 せめて、志願者が減少しても、質的には、逆風にもかかわらず強い信念で人文系の諸領域をまなびたいという、少数精鋭の学生が来てくれていることを期待したい。
 きのうは2,3限で期末試験を実施したあと、15時から17時30分まで大学院の授業の補講をした。
 あとは採点を残すのみで、筑波大学での今年度の授業関係のしごとは終わったことになる。
 補講がおわったあと、べつのしごとで、来年度の打ちあわせ。ついでに近隣の酒肆にながれてゆき、ビールをのんできた。

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 きょうは朝から、前期入試にまつわる準備のしごとがあった。
 夕刻、知り合い3人(そのなかには、アラビア語学者の榮谷温子さんも!)とお茶の水でまちあわせ、ビールとワインをのんできた。
 « お茶の水ビアホール » という、榮谷さんの行きつけのところにゆき、とてもおいしい酒肴を楽しむことができた。
 せっかくの機会なので、アラビア語学の有益なお話をうかがいたい、と期するところがあったが、おたがい酒がはいると他愛もない話になる(笑)。

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 23時すぎに帰宅したが、週末ということで、こどもたちが起きて待っていてくれていた。
 ひさしぶりに2日連続で飲みにいって、多忙のなかのちょっとした息ぬきになったが、きょうからはまた節制するつもりだ。
 立春をすぎても、余寒がきびしい。
 9日の「報道ステーション」で、新潟県十日町市の豪雪のようすがうつし出され、おどろいた。もう3メートルくらいつもっている。記者の質問にこたえる十日町のひとが、「雪かき」とも「雪おろし」ともいわないで、「雪掘り」といっていたのが耳にのこった。それほど雪が深いということか。
 しかし、こんなときでも、晴天がつづくのは太平洋がわのよいところだ。

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 まいとしのことだが、今月下旬には学類の前期入試がある。
 その準備だけでも、じつはルーティンワークとはいいがたく、まいとし微妙にちがってくることがあり、独自判断をせまられるところがある。
 さらに、前期入試と同時実施で、受験者がいれば実施するという別種の入試も、今回は実施しなければならないことが判明し、短期間で出題を依頼するなど、先週はその準備に明け暮れていた。

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 同時進行で、今春刊行予定の論文3本(写真上の「論証的ポリフォニー理論をめぐって」、写真左の「Ceci dit, cela dit について」、写真右の「Essuie-tout の意味論」)の校正にも追われている。
 こちらは、長距離通勤の往還の時間を利用して進めようとつとめているのだが、とくにかえりは疲れていて、思うにまかせない。たいして多産でもないのに、なんで校正だけ同時期になってしまうのか。
 かててくわえて、18日までにフランス文学会の論文(昨秋広島大学で発表した内容に対応するもの)を書きあげなければならない。おおわらわだ。
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